かなんごろぐ

オタクの雑記帳

kanan5の「このマンガがすごい!」5選

みんなマンガ読んでるか~?

 

最近は電子書籍が普及したこともあり、全部で30巻以上あるような大作でも置き場所を気にせず読めるようになりましたね。世はまさに大読書時代である。

 

Twitterでブログネタを募集したところ「好きなマンガについて書く」という案があったため、今回は自分が特にイイ!と思ったマンガを5つ選んで紹介したいと思います。

なお、ここで挙げるものは完結済みの作品のみとします。


アイシールド21(全37巻)

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WJで大ヒットしたアメフト漫画

週刊少年ジャンプで大ヒットした、アメフトを題材にしたスポーツ漫画。『ブッ殺す!YA-HA-!!』という掛け声が今でも印象に残っている人は多いと思います。連載期間は約7年、テレビアニメも3年ほど放送されていました。

友情・努力・勝利を極めに極めた王道ストーリー

週刊少年ジャンプと言えば「友情・努力・勝利」を原則としていることで有名です。最近は「約束のネバーランド」などの異色の作品がヒットすることも多いですが、やっぱりジャンプと言えばこの三大原則があってこそだと自分は思います。

 

本作は友情・努力・勝利をフルに体現していると言っても過言じゃないくらいにアツい!チームとの絆、他校のライバルとの争い、厳しいコーチの元での猛特訓、そして主人公が活躍しての勝利...。少年漫画として王道すぎるほどの王道ですが、この王道があまりにも完璧すぎて、大人になった今読み返しても感動します。

 

主人公たちだけでなく、ライバルである他校のキャラクターにもフォーカスがあたり、時には涙がこみあげてくるシーンもありました。スポーツなので負けた側は本当に悔しいし、その気持ちがしっかり伝わる描写もすばらしい。

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勝ちたいという想いは主人公もモブも変わらないんだなと思った好きなシーン(ルイはこの後脱モブするけど)

作品の魅力が120%伝わる村田雄介の絵

例えば「To Leveる」原画の矢吹健太朗は、線が非常に柔らかい印象であり、それらで描かれる美少女はまさに美少女。美少女を描くためのマンガ家と言っても良いと思っています。

そして村田雄介の絵は筆圧が強く線が硬い、というのがぼくの印象ですが、これが「アイシールド21」の物語とこれでもかという程にマッチしている!って思うんです。

原画が村田雄介だったからこその「アイシールド21」だと僕は思っています。

 

のだめカンタービレ(本編23巻+アンコール編2巻)

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玉木宏×上野樹里コンビでヒットしたドラマの原作

ぎゃぼー!』という奇声と共にぶっ叩かれて吹き飛ぶ上野樹里が記憶に新しい人もいるんじゃないかなー。10年前(もう10年前!)にドラマで放送された「のだめカンタービレ」の原作である本作。KISSで9年間連載していました。

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ドラマはふたりの名演技により大ヒット。多数の賞を受賞しています。

コメディマンガと思われがちだが実は・・・?

本作は、世界的な指揮者になることを夢見るエリート生“千秋真一”と、動物奇想天外と称されるピアノ科学生の“野田恵”─通称のだめ─が、音楽に対して向き合っていく様を描いた作品です。

テレビドラマを見ていた人は、そのコメディシーンの多さから本作をギャグマンガ、あるいはコメディマンガと評価していることだと思います。

 

しかし、本作は千秋がのだめに抱く想い(恋心ではなく音楽的なこと)、そしてのだめのピアノに対する姿勢を真摯に描いたヒューマンドラマである、というのがぼくの考えです。

 

のだめは基本的に動物奇想天外の珍獣キャラですが、そんな彼女も千秋をはじめとする人物に出会うことで、音楽に対する姿勢が変わっていきます。日本でのコンクール挑戦、そして海外留学を経験し、のだめが音楽に対してどう向き合うのか、そしてそれを見守る千秋が何を感じるのか、と言ったところが本作の見どころです。

でもやっぱりギャグシーンが最高

音楽漫画って、漫画から音が出るわけじゃないから描くのはすごい難しいと思うんですよ。でも本作は音がなくても読めるし、話の持って行き方や点在するギャグシーンにより退屈さを全く感じません。楽しんで読める。今まで読んだ漫画でも5本の指に入るほどに好きな作品です。

やがて君になる(全8巻)

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オタク界隈では知名度の高い百合漫画

「『やが君』?あぁ、Twitterとかで見たことある~。百合漫画だよね」

っていうのが読んだことない人の認識だと思います。あってる?

「先輩のこと 好きにならないよ」で話題になり、アニメ化もした、そこそこ知名度が高い本作。8巻という短い巻数ですが、月刊誌で連載していたため連載期間は4年ほどです。

「好き」ってなんだろう、を追い続けた少女の行く末

 小糸侑は、仲の良かった男子に告白されても感情が動かないなど、誰の事も特別に思えないことに悩んでいた。その悩みを先輩である七海燈子に告白したところ、燈子から「君の事好きになりそう」とアプローチを受け、交際することになってしまう。

「私のこと好きにならないでね?」と迫る燈子に対し、「先輩のこと好きにならないよ」と応えることで交際を続ける侑の心情、変化、そして二人の行く末が見どころである、一風変わった恋愛漫画です。

 

ゆっくりとではありますが、交際を続けることで変わっていく侑と燈子のふたりの描写が本当にすばらしい。言語化が難しいけれど、ただ恋愛しているだけじゃなくて、「好き」という感情に向き合っていく二人がとにかく好きなんだよなぁ。

サブキャラクターが魅力的、あと制服

サブキャラまじで優秀。佐伯紗弥香という第三のメインキャラに加え、侑と燈子しっかりと引き立てる同級生たち。ほんと良い。神。彼らにもしっかりストーリーがあるのが好印象です。

あと制服のデザインがいいですね。ボレロがあるんですけど、これがめっさカワイイ。やっぱ百合漫画だし女の子はかわいくないとね。

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このボレロまじで最高だろ!??!?!

Dr.スランプ

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鳥山明ドラゴンボール描く前に連載してたギャグ漫画。まじでこの頃から絵がうますぎ。ギャグおもろい。要所のシリアスも若干シリアスになりきれてないところがまたイイ。冗談抜きに屈指の名作だと思ってる

うしおととら

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まじで好き うしおととらの友情がアツいし、バトルもアツいし、ドラマ性もあるし漫画として完成されすぎているという印象 グロテスクな表現も多いし万人向けではないけど間違いなく名作のひとつ


いかがだったでしょうか

読んだことある人には共感、知らなかった人には面白そう~って思ってもらえたらうれしいな

 

YAWARA!」も神漫画なんだけど流石に古すぎるかなって思ってラインナップはあえてしなかった

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谷亮子の“柔ちゃん”のルーツ 20世紀少年と同じ作者の超大作柔道漫画 今読んでもおもろい

ていうかずっと書いてるとまじで疲れる 終盤の失速がやばい

 

今年はパワースパイクのうちに書き上げられるように頑張る

 

終わり