「ファッション」「オシャレ」って意味不明じゃないですか。
恐らく普通の学校を卒業した人なら、
「オシャレな服の着方なんて授業で習ってないんですけど!?」
となるはずです。俺もなってた・・・。
そんなんだから、服を買わなきゃと思っても、何を買えばいいのか分からない。
「自分に似合う服は何?」
「カッコイイ服ってなんだ?」
「ウケがいい服装ってどんなのだろう・・・」
と悩むのは誰もが通る道だと思います。
今回紹介する「服を着るならこんなふうに 実践編」では、それらの悩みを払拭し、誰もが手軽にできるコーディネート術を身に着けることができます。早速特長を挙げていきたいと思います。
1.ユニクロでできるコーディネート術が分かる
日本人なら誰でも知っている我らがユニクロ。今やどこにでも店舗があるので、手軽に利用することができます。そんなユニクロの服ですが、中には
「所詮安物だしオシャレではない」
といったネガティブなイメージを持っている人もいます。
本書では、そのユニクロの服がどれだけ優れているのかを述べたうえで、そのユニクロの服を使った手軽にできるコーディネート術を紹介しています。
本書の監修をしているMB氏は「日本一ユニクロを買っている男」を自負しているだけあって、ユニクロの服を使ったコーディネートに対する知識量が半端ないです。
「かっこよく見せるためには高いブランド物を買わないといけない」という固定概念をぶち壊し、誰でもいますぐに、金をかけずにオシャレする方法が分かるのが本書の一番のポイントです。
2.体系コンプレックスに合わせた服の着方が分かる
「俺はデブなので何を着ても無駄だ・・・」
「短足だからカッコよく見せるのは諦めている」
など、人には体型コンプレックスが付きものです。
かく言う俺も線が細いガリ体型なので、それを気にしていました。
本書は、これらのコンプレックスを持った人に合わせた服の着方を紹介してくれます。具体的には以下の通り。
・太っている人は、それを隠すためにゆとりのあるサイズの服を選ぶべき
・短足なら、ボトムと靴下、靴の色を合わせて、視覚的に脚を長く見せるべき
・やせ型なら、ビッグシルエットの服を着ることで線の細さを隠すべき
こうした体型コンプレックスに対してのオススメの服の着方を紹介してくれます。これは本当にありがたい。目から鱗が落ちるコーディネート術の数々に脱帽です。
3.アクセサリの選び方が分かる
なんとなく、アクセサリーを身に着けている人に対して「オシャレ上級者」だったり「イキっている」みたいなネガティブなイメージを持っている人は少なくないんじゃないかと思います。
本書は、実際に着る服だけでなく、バッグやメガネ、時計などのアクセサリーについても、コーディネートの一部として選び方や身に着け方などを述べています。本書を読めば、何となく選んでいた小物に対しても理解が深まるので、アクセサリーに対する抵抗もなくなってワンランク上のコーディネートが術が身に着くと思います。
※ちょくちょく挿入しているマンガの画像は、本書の前身となる「服を着るならこんなふうに」の漫画から引用しています。
漫画は全部で10巻あり、今から全部揃えて読むのはちょっと大変かもしれないけど、「実践編」ならすべてが1冊に凝縮されているので、まずはこちらを読むのをオススメしています。
俺は学生生活の後半から「服を着るならこんなふうに」を読み始め、そこからファッションについて知識や見識を身に着けていったおかげで、これまでは服装に自信がなかったために苦手だった「外に出ること」に抵抗がなくなりました。今ではファッションが趣味の一部になっており、ユニクロやその他アパレルショップを巡るのが楽しいです。
人間なので外に出る以上、服を着ることは避けられないことです。だからこそ、「分からない」を分からないままにするのではなく、服の着方についてある程度の知見を得ておくと良いと思います。
そして、本書はそれを助力してくれる頼もしい助っ人です。
かっこよく見せるためには、標準体型や高級ブランド物は必要なく、ただひとつ「コーディネート術」さえあればいいという事を教えてくれます。
服の選び方が分からない、かっこよくなりたい、モテたい、そういった悩みのある全ての男性にお勧めしたい「服を着るならこんなふうに 実践編」の紹介でした。
Amazon ⇒ もう洋服で悩まない! 服を着るならこんなふうに 実践編
1500円くらいです。
ちなみに、服を着るなら、5月から女性向けにも出るみたいです。俺は男だけどこれも面白そうだなって思って買っちゃいそうだ 助けてくれ
おわり