かなんごろぐ

オタクの雑記帳

「服を着るならこんなふうに」から学んだ、良い服を着ることの意味

f:id:kanan5:20201016205233j:plain

アズールレーンというゲームで、キャラクターの着せ替え衣装を買いました。

このドレス衣装の価格はリアルマネー換算で2200円です。実際は割引のお陰で1000円くらいだけどね

買ったからといってキャラが強くなる訳じゃないし、ただ見た目が変わるだけ……って考えると2000円は高いよなぁと思いつつも買っちゃったねえ~。オタクは金がかかる…

 

まぁ、この話はどうでもいい前置き 本題いこう


じぶん、数年前までファッション業界におけるブランド物って存在意義が分からなかったんですよ。

 

「そんな高い服買ってどうすんの、ユニクロでいいじゃん」

「服なんて着られればいい」

「着てるやつはお金持ちアピール」

 

卑屈だけど、大体こんなイメージでしたね。

ゲームキャラのドレス衣装は1000円そこらで買えるけど、自分たちがいい服買おうとすると数万円ですよ。そんな金使うならゲームキャラに服買うわ、みたいな感じ。

 

でも、たまたまTwitterで見かけた「服を着るならこんなふうに」というマンガを読んで、ある台詞に感銘を受けて考え方がガラっと変わりました。それは「この服に似合う 身も心も もっと格好いい自分になろう!」という台詞。

f:id:kanan5:20201017223605j:plain

”形から入るタイプ”って、なんかバカにされがちじゃないですか。「形から入るタイプ(笑)」みたいに嘲笑されるというか。だから、今まで量産型みたいな服装だった奴が突然オシャレな服装で来たら、「えー何オシャレしてんのw 似合わないw」って言われちゃうこともあると思うんですよね。

 

んでも、これ読むと高い服・良い服を着るその服に見合う人間になろうという意志の表れでもあるんだなって思って、なんか、なんかすごい………………………………(語彙力)ってなりましたね...。

 

自分、この作品に出会ったのが大学3年生の時で、それまでは部屋に引きこもってずーっとオンラインゲームするようなオタクだったんですよ。正直今のままじゃダメだなーとは思ってたけど、どうすりゃいいのか分からん!状態で。

でも、この台詞に感銘を受けて、「ああ、まずは服装から入っても全然いいんだな」って思って。それから自分なりの”いい服”を探して、それを着て大学行くようになりました。

f:id:kanan5:20201017231630j:plain

その時買ったのがナノユニバースのチェスターコート。人生で初めて1万円超える服買った。

やっぱ服が変わると気持ちも変わるっていうか、自分が意識的にそうしたかは覚えてないけど、お陰で大学3年生後半~卒業までの間、これまでは全くなかった飲み会とかドライブ旅行のお誘いがあったり、更には彼女ができたり、正直出来すぎな位に生活が変わったと思います。

 

今はもう社会人だけど、仕事の面でも同じような考え方でいます。今年3年目になって、もう新人じゃないぞ!とハッパかける意味でもちょいお高めのスーツ買いましたね。高いスーツってフィット感良くて単純に着心地がいいんだけど、メンタル面でも気が引き締まってプラスになるなーと思っています。

f:id:kanan5:20201017230222j:plain

だいたいこんな感じ。

オタクなのでけっこうな数の二次創作コンテンツに触れてきたけど、人生に影響があるレベルで感銘を受けたのは「Re:LieF」っていうエロゲとこの漫画くらいかなあ。

 

「ブランド物とかしょーもなw」って思ってたけど、良い服を着ることは気持ちの表れでもあるんだということを知ってからは、服を着るのがちょっと楽しくなりました。いうてブランド物は高いので、俺は大半がユニクロやGUで、ブランド物はちょびーっとしか買えてないけどね。

 

「服を着るならこんなふうに」はコメディマンガとして読んでも面白いし、勉強になるしで本当にいい作品だな~~って思います。マンガじゃない方は以前感想書いたんで、こっちも見てくれるとうれC。

ブランド物のような高い服にも、着る意味があるんだってことを伝えたいだけの話でした。

終わり