かなんごろぐ

オタクの雑記帳

kanan5式 読みやすい文章の構築方法

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当ブログは2年、前身の駄文集は1年、計3年は今のようにテキストを書き続けて来ました。有り難いことに、複数の方から

「かなんごろぐ文才ある」

「かなんくんの文章読みやすい」

などお褒めの言葉をいただいております。ありがとうございます。俺もお前らが好きだ、愛してるよ…。

 

正直、褒めてもらえるのはと〜〜〜〜〜〜〜っても嬉しいです。何故なら、何も考えずにダラダラ書いている訳ではなく、ちゃんと文章を考えているからです!だから「読みやすい」と言ってもらえるのは成果が実った気がして嬉しMAX。

 

ということで、今日は僕が文章を書く際に意識していることを3つ紹介します。参考になれば嬉しいな〜 てか参考にしろ して します ありがとう

文字量を削ぎ落とす

これはシンプル。文字量が少ない方が読みやすく、分かりやすい、というもの。

伝えたいことが沢山あると、その分テキスト量もどばーっと増えます。そんな時に僕がやっているのが、この「文字量の削ぎ落とし」です。

具体的な削ぎ落としの例を挙げます。

削ぎ落とし前

「今日は、このマンガについて僕が良かったと感じたことなどを書いていこうと思います!」

削ぎ落とし後

「今日は、このマンガの良かったところを書いていきます!」

 

極端ですが、ギュギュっと文字量を削りました。削ぎ落とし後のほうが、何を言いたいのかシンプルに伝わりやすく、見やすいですよね。 

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この画像を見れば「文字量が多い=読みづらい」は明白

 

特に僕が気をつけているのは「〜について」「など」を極力用いないことです。

  • 〜について ⇐ なくても文章つながるケース多い 文字増やすな
  • など ⇐ などって何だよボカすな全部言えや

これくらいのスタンスでいます。また、「処理を行う」→「処理する」のように、無くても伝わる部分は削ります。ただ、これは文章に硬さが残るのでケースバイケースかな。「書きます!」よりも「書いていきます!」のほうが読者に向けた言葉って感じがするじゃん?

  

ひらがな・カタカナ・漢字のバランスをとる

僕が書いた文章を読んで「やけにカタカナが多いな」と感じたこと、一度はあるんじゃないかと思います。ないかな?

実は、意識的に

  • 訳 ⇒ ワケ
  • こと ⇒ コト

と、カタカナに置き換える表現を多様しています。これは、ひらがな・カタカナ・漢字の文字量が均一になるようにしているからです。

なぜこんなことをするのか?いまからそれをせつめいします。

このようにひらがなばかりだと、ぶんしょうのくぎりがどこにあるのかわかりづらく、よみてはふかいにおもいますよね。おまけに"ふかい"も"深い"なのか”不快”なのか一目では気づきにくい。

 

一方、漢字を多様すると文章に硬さが増し、特に四字熟語や慣用句、画数の多い漢字が並ぶと、読者はこれは論文かと錯覚し、心理的に敬遠すると予想する。勿論この方が読み易いと思う方も大勢居る筈。但し、前述した様に硬さが顕著に露呈する為、私は漢字を多数用いる文章を好まない。珍々乙杯腐鈴腐鈴。

 

そこでバランスの良い文章なんですよ。

我々はひらがな・カタカナ・漢字を扱います。これらが入り混じった世界に慣れているので、どれかに偏った文章はマジで読みにくい。古文漢文が良い例ですよ。今みたいに「マジ」「ガチ」でバランスを取ることも多いです。

決してオタクだから頭悪そうな形容詞を使っているわけじゃないんだな〜コレが いや俺はオタクじゃない!

 

文章にメリハリをつける

校長先生の話マジでつまんね〜〜〜〜〜!!!って風潮あるじゃん なんでかっていうと、俺は「淡々と喋っているから」だと思ってる

そこでメリハリなんだよね

 

Q. つまり、真面目な文章が続いたときは、少し砕けた文章を途中で挟む…ってコト!?

A. そうです

 

やっぱ気を抜けるポイントってのが人間には必要だと思う お前は?トリコ

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ココ四天王で一番すこ 捕獲レベル低くてかわいい

 

文章って、ずーっと読んでいるとストレスが溜まってくると思うんですよ。

だから、文章を読む側にストレスを与え続けないよう、要所に休憩ポイントを挟むことで、最後まで読み続けてもらう・・・といった事を意識しています。

 

授業中、ふざけた話に脱線して教室に笑いを誘う先生いませんでしたか?生徒からすると、集中が落ちる頃にそういう脱線をしてもらえると嬉しいですよね。それに似たような感じです。

 

僕は記事終盤でこれをやりがちなんですけど、力尽きたから適当に書いているという訳ではないです。一種の表現なんよ、マジで。信じて……………………………………………………………………………………………………………………………………………………。


他にも気をつけているポイントは幾つかありますが、今回はこの辺で。

 

「けっこう考えて書いているんだなぁ」って思いましたか?実はそうでもないです。

だって所詮趣味でやっていることだし、校閲もしていないし、上で紹介したこともキッチリ守っているわけじゃあない。ただ、"俺が読み手だったらこう書いたほうが伝わるだろうな"っていうのを念頭に置いているだけです。なので、どの記事も10分〜30分で書き終わってるかなぁ。チラ裏タグつけてるやつは5分もかけないことが多いかも。

 

本当は「僕」「俺」「私」の混在や、「こと」「コト」「事」の表記ゆれは良くないんだけど、これはビジネス文書じゃないし分かった上でやっています。正直統一するのがメンドイ。ま、それくらい適当に書いていますよ〜ってことで。

 

終わり