PCゲーマーのオタクの皆様なら、キーボードはスマートフォン並みに毎日触るものだと思います。
スマートフォンについては、便座の5倍汚いと言われているように、キーボードも当然汚いです。
「ほとんどの人たちは自分のパソコンに付いた汚れについてさほど気にしていないが、もし掃除していないとすれば、ランチをトイレで食べているのと同じようなものだ」
とコメントされるほどである。きたねえー。
ということで僕は定期的にキーボードを掃除しているのですが、これが面倒なんですよねえ・・・。
どれくらい面倒なのか、掃除したことがない人向けにその一部始終を紹介したいと思います。下記はあくまでkanan5流の方法です。(いうて他の人もほぼ同じだと思うけど)
準備するもの
・アルコールティッシュ
・綿棒
・エタノール溶液
・洗濯ネット
・ボウル
・キー引き抜き工具(マイナスドライバーで代用可)
・台所用洗剤(中性洗剤)
・ドライヤー(あると便利)
・メラミンスポンジ(あると便利)
もうこの時点で面倒です。
キーボードを長年掃除していないために、「そろそろ掃除しないとヤバイかな?」と思っている人は多分いると思います。でも準備するものが多いので、この時点で挫折する人がほとんどだと思います。
自作erでなくとも、エアダスターやドライバーは当然持っていると思いますが、エタノールだのスポンジだのを要求されると腰も重くなるってモンです。全部薬局で揃うけどね。
いざ実践
1.写真を撮る
めtttっちゃ重要です。なぜならキートップを外したあと、再び差し込む際に
「あれ、このキーどこだっけ?」
と差し込む場所が迷子になると、後々とても困るし面倒だからです。なのでキートップを外す前にちゃんと写真は撮ろうね。
あと掃除し終わった後と比較する目的でも撮っておいたほうが良い。
2.キートップを外す(所要時間:5~10分)
引き抜き工具を使って一つずつキートップを外していきます。地味にダルい。
ちなみに引き抜き工具がなくても、マイナスドライバーで“てこの原理”を使って外すこともできますが、力加減を間違えると差し込み部がバキっと折れて二度とキートップを被せることができなくなるリスクがあります。
なので、僕はちゃんとした工具を使う事をオススメします。安いし掃除するなら買っておくべき。僕が使っている工具→FILCO Keypuller キーボードメンテナンス用キーキャップ引き抜き工具
実際に引き抜くときはこんな感じです。たのしいよ~。
これまじで気持ちいいんんだが〜? pic.twitter.com/YMkyapu61s
— kanan5 (@hiskanan5) 2019年4月27日
3.キートップを洗濯する(所要時間:1時間~半日)
外したキーを洗濯ネットに入れて、ボウルに水をためて、中性洗剤で汚れをシバきます。
なんで中性洗剤?っていうと、キートップに付着している汚れは皮脂汚れだからです(中性洗剤は皮脂汚れに効く)。これ使って軽く揉み洗いして、あとは放置しておけば大体の汚れは勝手に取れます。放置中はアニメ見るとかメシ食うとかしておくと吉。
そういえば話がそれるんですけど、一人暮らしのオタクって洗濯ネット使ってないどころか持ってないらしいじゃないですか?
洗濯ネットを使わないと、洗濯機の中で衣服が絡まるので、型崩れや色移りを起こして服がダメになりやすいです。洗濯ってのは衣類の汚れを落とすためには必須だけど、代償として服はダメージ受けています。
ヨレた服を着て「これジーユーで買った安物だからすぐダメになっちゃうんだよね~」って言ってるオタクは、それダメなのはジーユーじゃなくてお前の洗濯方法や!ってことを知っておくべき。洗濯ネット持ってないやつは今すぐ買いに行きましょう。
閑話休題。
1時間程放置したら洗剤を流して、水気を切りましょう。洗濯ネットをぶんぶんブン回すと遠心力で水気がけっこう飛んでいくのでオススメです。室内でやるなよ!
あとはネットごと干すなりして乾かします。
俺は乾くまで待っていられないので、ネットにドライヤーを当てて乾かしています。時間がない人はドライヤー使いましょう。
4.ボードを掃除する(所要時間:30分程度)
キートップを乾かしている間にボード本体を掃除します。キーボードの掃除で個人的に一番ダルい。大きく3プロセスからなっていて、
①エアダスターでホコリを飛ばす。
②アルコールティッシュで拭ける範囲は拭き取る。
③手が入らない範囲はエタノールに浸けた綿棒で拭き取る。
という感じ。①はそれこそ1分くらいで終わるのですが、②、そして特に③がもうダルダルのダルビッシュ有。細かい作業が好きな人は好きなんだろうけどなぁ…。
ここからエアダスターでホコリを吹き飛ばし、フレーム部をアルコールティッシュで拭いた後はメイン作業の綿棒ふきふきです。キーとキーの間を迷路を進むように拭き取っていきます。
ぼくは綿棒10本くらい使って全体を拭き取っていきます。こういう時テンキーレスのキーボードにすればよかった・・・って後悔するんだよなぁ。
5.キートップの取り付け(所要時間:10分)
最初に撮った写真をもとに、キートップを被せます。ここは特に苦はありませんが、矢印キーの↑→↓←がどれがどれなのか混乱しがちなので、キーの形に注意しながら被せていきましょう。
もし取り付け時に汚れが残っている場合は、メラミンスポンジで拭きましょう。というか軽い汚れだけだったらわざわざ洗剤で洗濯しなくてもメラミンスポンジで拭くだけでいいって聞きます。
掃除を終えて・・・
きれい~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!
ここまでくると掃除やって良かったと思います。
これゲーミングキーボードなので光るのですが、掃除してからの初回起動時はマジで光の綺麗さが段違いなので見どころです。
ということでキーボードの掃除方法を紹介しましたが、どうでしょうか。
「面倒くさそうだし絶対やらねえ…」と思ったあなた。正しいです。
正直金払って依頼できるなら自分でやったりしません。
でも、毎日触っていてベタベタでスナック菓子のカスも付着しているようなキーボード、いつまでも使うのは流石に抵抗があります。
僕は顔面も身も心も言動も汚いオタクですが、せめてPC周りだけは綺麗にしたいので、定期的に掃除をしています。
これ、ちょっとは啓発目的で書いている部分もあるのですが、これを見たからって掃除しようと思うオタクはいないんじゃないかなぁ・・・。なので今回は「みんなもやろう!」とはちょっと言えないっすね。かなC。
もしこの記事を読んで「キーボード掃除したよ!」って人居たらTwitterにリプくれると嬉しいです。
終わり