パソコンが趣味のオタクなので、「PC周りはできるだけ強くしよう!」ということで、PCの中身は勿論、デバイスもこだわりを持ち、比較的お金をかけていました。
そのうちの一つが「ロジクール G810 RGB」というゲーミングキーボードで、
①1680万色に光る
②メカニカルスイッチ(打鍵感がカチカチする)
③メディアコントロール付(右上のボリューム等制御スイッチ)
④20000円越えというお値段
と、シンプルながらも優秀なキーボードです。
このキーボードは約4年間使用していたのですが、個人的にはとても満足していて、こまめに掃除するなど大切に使っていました。
しかし、流石に寿命が来たのか、チャタリング(“あ”と入力したつもりが“あああ”と連続で入力されてしまう現象)が頻繁に発生していまい、買い替えの必要があったため、今回は格安デバイスで御馴染み「エレコム」の1000円キーボードに乗り換えました。
20000円の高級キーボードから1000円の格安キーボードに乗り換えて1ヵ月以上経過し、使用感の差も明確に見えてきたので、高いキーボードと安いキーボードの差は何なのかという点について、所感を述べていこうと思います。
高いキーボードのいいところ
打鍵感が良い
打鍵感が全然違います。率直に言うと、
安いキーボードはベコベコしてキモい。
高いキーボードはカチカチして超気持ちいい!です。
オタクの皆様なら、キーボードのスイッチの種類はご存じだと思います。以下の4つです。
安いキーボードが「メンブレン」で、高いキーボードが「メカニカル」です。
※「パンダグラフ」は一般にノートPCのキーボード、「静電容量無接点方式」は実質東プレのキーボードなので、今回考慮していないです。
こういうのは個人差があると言われますが、100人がキーボード叩いたら80人はメカニカルのほうが気持ち良いと答えるハズです。それくらいメカニカルスイッチには心地よい打鍵感がある。
ゲーミングキーボードっていうのは大半がこのメカニカルスイッチです。青軸とか赤軸とか聞いたことあると思うけど、これはメカニカルスイッチの種類ですね。この軸の種類でも打鍵感は変わりますが、安物のメンブレンと比べれば圧倒的に気持ちいい。この気持ちよさが金額の差に露骨に表れていると言えるでしょう。
重量がある
ぼくが使った2種類のキーボードの重さを比較します。
20000円キーボード…約1200g
1000円キーボード…約640g
なんとほぼ2倍の重量差。
持ち運びするキーボードじゃないので、激しい入力があることを考えると、当然重くてドッシリとした安定感がある方が好ましいです。
その点高いキーボードはどっしりガッシリしていて最高なのですが、
安いキーボードは中身がスカスカすぎて安定感に欠けます。
これはモデルに依存する内容ではありますが、全体で見てもこの傾向は強いです。
オプションに価値がある
ぼくが使っていたG810には、メディアコントロールという、動画の停止/再生を制御したり、ボリュームを調整するキーがありました。
他のキーボードでも、例えばロジクールのG910というゲーミングキーボードには、マクロを組み込めるオプションキーが付いており、普通のキーボードでは出来ない操作を実現します。
これらの高いキーボードにしかないオプションは、価値を見いだせれば非常に良いものです。安物との決定的な差とも言えると思います。
光る
メリットが分からんけど光る方がカッコイイんじゃないでしょうか
メンテナンス性が高い
1個でもキーが死んだら終わりのメンブレンと違い、高いキーボードは1キーくらいなら個別に修理すればなんとかなるので、長く使えると思います。めんどいけどね。
安いキーボードのいいところ
安い
浮いた金で焼肉を食べに行くことができます
だったら高いキーボードの方がいいのでは?
って思うじゃん。
でも結局、上で述べた良いところに、『自分が2万3万の価値を見出せるかどうか』次第なんだよね・・・。
メンブレン確かに打鍵感キモいけど、俺は元々仕事でずっと使ってるし慣れてるから、そこまで求めなくてもいいかなぁ...という気分になって、結局1000円キーボードに満足しました。俺の中じゃ焼肉>打鍵感だから仕方ないね
ということで、キーボードは金額差にちゃんと意味があります!高い方がQoLはアガる!
パソコンを長時間触る人にとって打鍵感は特に重要な要素なので、金をかける価値はあると言えるでしょう。
俺はゲーミングキーボードには今は興味ないけど、時間と金に余裕が出来たら自作キーボードに挑戦してみたいなと思っています。アホみたいに金かかるらしいけど、一生モノにするならアリかなーって思って・・・
パソコン周りはまた思ったこととかあれば書いていこうかなって思っています。
終わり