オタクっつー生き物は何かと金がかかるもんで、
例えば1万円は一般的に見れば大金だけど、
エロゲオタクは1本1万円のエロゲを隔月あるいは毎月数本買うわけですよ
(最近お前えっちゲームしてないだろ!というツッコミはいらん)
加えてコミケで推しキャラのグッズが発売されようものなら飛んでいき、オタクオフ会で集まれば飲み食いしつつ早口で愛を語る
タクオは金を溶かすのがうまいのだ
そんなオタクくんでも不安はあるもので、
「こんな調子で散財してたら老後はオタクできるのか?」
「死ぬまで推し続けるにはいくら貯金すればいいんだ…」
とかあると思うんですよ
てことで浪費しがちなオタクくんのためのお金の話。
■ここがよかった■
1.「節約」ではなく「貯蓄」にフォーカス!
「ちょっと今月お金使いすぎてヤバなんだよな〜」って時に
「じゃあ節約すれば?」って言われるとむかつきませんか?
俺のオタ費は生活の一部なんだから節約するもんじゃねーよ!って学生の頃は思ったものでした(24歳 男性)
本書では、「どう出費を抑えるか」ではなく「いかにして貯めるか」をキモに、NISAやiDeCoなどのオタク向けルーズ非課税制度(よーは勝手に金が増えるシステム)の使い方を紹介してます
投資信託にはウトウトの疎いマンだったのでなるほど勉強になったマンと化した
2.具体的な指針を示してくれる
老後でも安心して暮らすためには今からいくら貯めればええんや!?
というモヤモヤな不安に対して、
月収の○○%を貯蓄し、△△%は使ってよし!
など分かりやすく数字で書かれているので安心してオタ活できるね うれしいね
3.登場するオタクさんがやばい
本書は一応女性オタク向けなので、具体例としてジャニオタなどの経済状況や声が紹介されてるんだけど、
「推しに貢ぐ妄想をするための口座がある」
「推しのために毎日弁当を作ってるから自炊が続いてる」
とかゲロキツキモキモオタクエロゲーマー(元)のグリーンカナンゴも流石にドン引き
夢女子ってやつはヤバイ マジで
もうちょい面白いとこ書けるかなと思ったけど力尽きたのでこのへんで
知らずのうちに払ってる保険料の具体的な役割なんかも解説してるんで、将来に向けてお金のことを考えたいって人は是非