かなんごろぐ

オタクの雑記帳

バカ28歳、10年ぶりに陸上競技場に立つ

私は高校時代は陸上部に所属していて、当時仲の良かった部員とは今でも定期的に会って遊んでいます。

今夏もいつものように会うことになったのですが、今回は集まる場所が高校時代によく練習や大会で使用していた陸上競技場の近くでした。

そこで「せっかくだし運動していかね?」というバカ(俺)の鶴の一声で、デスクワークですっかり体の鈍った男4人、青春時代に汗を流した地へ再び舞い戻ることになった・・・。

 

本日のメニュー

  • アップ
  • 100mスプリント(全力走+タイム測定)
  • インターバル走200m+100m
  • 4×100mリレー
  • ダウン

アップ

陸上には、ウォーミングアップとして「ドリル」というメニューがあります。経験がない人には聞き馴染みがないと思います。

まあ、一言で言えば脚の準備運動です。もも上げとかランジとかやって、走りの動作を良くする的な感じなんじゃないでしょうか。(丸投げ)

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ウォーミングアップと言えどもけっこう体を動かします。10年ぶりに陸上競技するアラサー目前のオッサンにとっては、これも十分な激しい運動なんですよ。この時点で既に汗ダックダクや。20分ほど懐かしみながらドリルをしましたが、衰えを痛感して早くも暗雲が立ち込めますねえ。

 

100mスプリント

ウサイン・ボルトをはじめとした世界トップクラスのランナーは100mを9秒台で走りますが、普通の人間にはこんな芸当はできません。

高校生でいうと、

10秒台⇛超早い バケモン

11秒台⇛標準的 十分早い

12秒台⇛スプリンターとしては遅め

って感じな気がする。経験上。自分は跳躍だったけど、それでも100m12秒台だったので足は遅い方でした。

 

で、問題なのは、今回走るのはアラサー目前のオッサン達ってことなんですよね。100mの全力走に耐えられるのか!?って話。

 

無理です。

 

たかが100mじゃん?って思うかもしれませんが、100m走って全身の筋肉をフルに使ったガチの無酸素運動なんですよ。これがとんでもなくキツイ。

クラウチングスタートってどうやるんだっけ?」などとボケたジジイみたいな会話をしつつ、4人とも力を振り絞って走ったものの、タイムは上から13秒、13秒5、15秒、16秒ととんでもねぇ有様。元運動部の姿か?これが・・・。

黒死牟の気持ち今なら分かる

インターバル走

200mダッシュ⇛100mジョグ⇛100mダッシュ のインターバル走です。

たかがトラック1周、とか舐めてたらアカン。俺たちは100mダッシュで既に力尽きています。

というわけなので、200mすらトップスピードで走り切ることもできず。100m超えたあたりで全員失速し、ゼェハァ呼吸混じりでなんとか200m地点に到達したあとは、体力回復のための露骨なゆっくりジョグ。最後の100mはみんなゾンビみてぇな走りしてました。

 

4×100m走

本日のメインイベント。

バカが「400m日本女子の記録(51秒)と勝負すっかw 俺らは加速走(※)だし余裕っしょw」などと言うのでやることになった。

※4×100mはトップスピードを維持しながら4人で走れるので、一人で400m走るより圧倒的にタイムは早い

理論上、一人あたり12秒で走れば48秒なので、そのタイムを超えることは容易くはあるが・・・

 

結果:64秒

 

知ってた。

ちなみにプロは37秒台でこれを走ります。意味わかんねえな。

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ダウン

トラック1周ジョグしてストレッチ。もう足がバキバキの刃牙範馬

 

感想

正直、めっちゃ楽しかったね。またやりたい(というかリベンジしたい)まである。

しかし筋肉痛が4日も続くとは思ってなかった。10年前は毎日のようにこれ以上の練習をこなしていたという事実に、衰えを実感せざるを得ないね。

 

しかし大人になってもこういう事するのって何故だか楽しいんだよなあ〜。心が体がバカやりたがってるのかもしれんな。いつまでもバカでありたい。

 

ということでみんなもちゃんと運動しよう!

 

終わり