第2の東京マラソンとも言われる「東京レガシーハーフマラソン」に参加したので、完走した感想です(激ウマギャグ)。というか日記。当方マラソン大会はこれがデビュー戦です。
【前日】(ランナー受付・EXPO)
スタート/ゴール地点である国立競技場に、ゼッケンを取りに行きました。ゼッケンが発送ではなく前日に取りに行かなきゃいけないのはちょっと面倒。
受付を済ませゼッケンも無事受け取った後はEXPOへ行きました。
EXPOというのは、ランニング界で言うコミケみたいなものです(全然違う)。
スポンサー企業によるブース出展があり、タンブラーやマグカップなどのグッズを無料でGETできました。
EXPOの中で特に良かったのがNew Balanceのランニングシューズ試着会。一般的なスポーツショップで試着する時はせいぜいフィッティングのみで実際の走りを試すことは出来ないですが、この試着会では国立競技場を走って試せたのです!これはランナーにとってメッチャ嬉しい機会。3足も試走しちゃいました。
【当日】〜スタート前
5時起き。
8時スタートなので逆算して3時間前の食事となるよう、起きて真っ先に米を食べる。荷物は前日にパッキングを済ませて置いたので、着替えてそのままLet's Go。
前日は30℃を超える暑さだったのが一転、当日は朝時点で12℃とかなり冷え込んでおり、最高気温も19℃予報で寒さが心配であった。
電車を乗り継ぎ、国立競技場へ着。朝の6時半にも関わらず、既に多くのランナーでごった返していた。入場前にアップしたかったが、混雑具合と時間に余裕がなさそうだったため、早々に入場ゲートを潜り更衣室へ。しかし「着替えは観客席でお願いしまーす」と案内されたため、冷たい風が吹き抜ける観客席でイソイソと着替えることに。もう少し落ち着いて着替えたかった…。
レースウエアに着替えてVespa Pro(脂肪をエネルギー変換しやすくするサプリ)を飲み、荷物を預けて準備完了。トイレは長蛇の列で、25分並びました。余裕を持って着替えを終えておいて良かったー。
スタート待機ブロックへ向かう途中で、猫ひろしと遭遇しました。存在感と貫禄があって、芸能人スゲーと思った。
スタート待機ブロックでは、オープニングセレモニー〜スタート号砲まで20分くらい立って待たされました。早くスタートしたいなぁとずっとソワソワしていた。
【当日】スタート〜ゴール
号砲が鳴ってからおよそ5分後に待機列が動き出し、ついにスタート!最初の数キロは混雑でスピードは上げられないと聞いていたので、焦らずアップジョグの気持ちでいきました。東京五輪の舞台であった国立競技場を、自分が競技者として走っているんだという感動がありました。
トラックを抜けて国立競技場から出ると、何と雨が降ってきた!帽子を被っていなかったし防寒対策してないなかったので「ヤバい!終わったか!?」と初っ端から絶望しかけたが、幸い数分で止んだ。ゲリラ雨だったようだ。
雨で少し身体が冷えてしまったが、2kmほど走ってでエンジンがかかってきたため、そろそろスピード上げたいなと思ったのだが、まだ混雑状態で思うように進めず…。隙間を縫うようにランナーを追い越していき、ペースを上げていく。
7km地点で応援に来てくれた妻と息子に声をかけることができた。神保町のスポーツ通りをいつもと違った視点で眺めることが出来て新鮮な気持ちだった。
10km地点で折り返しのターン。タイムは51分を過ぎており、このペースだと目標の100分切り出来ないと少し焦り。しかし余力は十分にあったため、ギアを上げていくことにした。依然として混雑していたが、積極的に抜いていきペースアップ。
10km〜19kmまでは4:30/kmを下回らないペースで上手くビルドアップできたが、残り2km地点で長い上り坂が立ちはだかる。これまでペースアップして流石に疲労が出たのと、長過ぎる坂に心が折れかける。しかし街道の応援者が「男だろ!」と書かれた横断幕を持っているのを目にし、気合が入る。見知らぬ人の応援に助けられ、あと2kmだ踏ん張り所だと鼓舞して坂を登る。
顔を歪めながらも進み続け、「あと1km」の看板を見てラストスパート。街道から国立競技場に入った瞬間の感動は凄まじかった。景色がワァッと変わる最高の演出。この時点ではまだゴールしていないのに、走ってきて良かったとこの瞬間思ったのを未だに覚えている。時計に目を通すと98分であり、無事目標達成できることに安堵。最後のトラックでは少しスピードを落として噛みしめるように走った。
フィニッシュゲートを潜り、無事ゴール。タイムは速報値で98分45秒(ネット)だった。※グロスタイム=スタート号砲が鳴ってからのタイム。実質のタイムはネットタイム。
完走メダルやポカリ、サロンパスの試供品などを受け取りながら荷物置き場まで戻る…のだが、この行路がキツイのなんの。走り終わった疲労+汗冷え+荷物置き場まで遠すぎるで、ここでゴッソリ体力持っていかれた。泣きっ面に蜂とはこのこと。
再び観客席で着替え、家族と合流。完走メダルを自慢して記念撮影し、初めてのマラソン大会が終わった。
レガシーハーフ完走した感想
- マラソン大会は楽しい!
- 街道の応援がメチャ嬉しい!
- 東京の街を走れる特別感が良い!
- ラスト300m、国立競技場に入った瞬間の感動が凄まじい!
- 混みすぎてマイペースに走れない。記録を狙うのは難しい。
- ゴール後の行程がキツイ。
おまけ 当日の装備など
【シューズ】ディヴィエイトニトロ2(PUMA)
【トップス】エルドレッソ スリーブレス
【ボトムス】エルドレッソ ミドルスパッツ
【ソックス】タビオ レーシングランナノグリップ
【アームカバー】R×L シームレスアームカバー
【サプリ】Vespa Pro(スタート前)、アミノショットパーフェクトエネルギー(10km補給)
ということで、めちゃくちゃ良かったね。特に国立競技場に入ったあの瞬間が最高だった。参加費が高いのでまた走るか?と言われると微妙だが、国立競技場で行われるというのはバリューがあるので考えちゃうな。
ランニングを始めてから1年と数ヶ月、初めて公式の大会に参加しましたが、その初めてがレガシーハーフで良かったと思っています。
これからもランニングを楽しんでいこう!と思う良い経験になりました。
終わり