祝日、あまりにも暇すぎたのでやってきました!
今日はそのレポートです
大まかなルール
- ルーレットアプリとサイコロアプリを使用
- ルーレットが指した路線/方向の電車に乗る
- 「サイコロの出目の数」だけ進んだ駅で降りる
- 降りた駅では最低1スポットは訪れる
- ルーレットに逆らわない サイコロに逆らわない
男の子ってこういうのが好きなんでしょ?マジで馬鹿
同行者は、前回高尾山にも同行した赤いオタクことcracker(@cracker_lol)。
10:00 秋葉原駅
本日のスタート地点。オタクのメッカ。親の顔より見た駅名。ここでは特に何もせず、早速ルーレットを回すことに。
秋葉原の乗り入れ線
お互い気合はバッチリだが、いきなり「つくばエクスプレス」とかいう、郊外に向かう選択肢があって若干ヒヨる。
kanan5はサイコロ3個を提案したが、crackerの希望でサイコロ2個で挑戦することに。
緊張の一瞬、ルーレットとサイコロの結果は…
下りで7駅、示す先は上中里駅
聞いたことないな、どんな所だろうと思いスマホで調べてみると
不安しかない。ガチで大丈夫か?
10:25 上中里駅
来た。マジで何もない。ていうかコンビニもない。本当に東京か?
初手からガチでヤバい引きをしてしまったと絶望しかけたが、地図を見ると「旧古河庭園」という大きな庭園が近くにあったため、そこに行くことにした。
前評判がヤバかったので虚無さんぽも覚悟していたが、国内有数の名勝地があったために虚無を回避。旧古河庭園の池をぐるりと散歩し、緑溢れる景色を堪能した。crackerはこうした庭園は初めてらしく、良い機会だったと思う。
旧古河庭園を後にし、お互いハマっているYoutuberの話をするなどしながら一通り周辺を散策。もういいだろうということで、次の目的地へ行くことに。
上中里の乗り入れ線
徒歩圏内に別の駅があったため、これらもルーレットに加えての挑戦。結果は…
いや浦和って都会だろ面白いトコなくね?と若干テンションDWON↓。どうせなら京浜東北線以外を引きたかったが、ルーレットに逆らわないのが今回のルール。再び京浜東北線に乗り、北浦和を目指した。
11:40 北浦和駅
来た。先程の上中里駅とは打って変わり、駅前のロータリーには幾つかのビルとお店が立ち並ぶ。都会という程ではないが、人も多く寂しさは全く無い。
北浦和は他の乗り入れ線がないので、徒歩で浦和を目指しつつ散策することに。
30℃を超える猛暑の中、10分ほど歩くと多くの子どもたちが集う大きな公園にたどり着いた。「北浦和公園」である。
水辺で遊ぶ親子やバドミントンをする少年たちを横目に、「バドミントンしたいね〜」などとオタク特有の運動したい(でもしない)アピールをしながら、公園内を散策。
ふと鉄棒を見かけ、童心が蘇る。kanan5は「俺はクラスで一番鉄棒がウマかったんだゼェ…笑」と自慢しながら空中逆上がりや片膝掛け上がりを披露。これを見たcrackerは「おぉ〜スッゲ」と言い、自身も挑戦するが、普通の逆上がりで失敗。2度目の挑戦で辛くも成功させたが、そこで力尽きたようだ。彼の逆上がりチャレンジ.gifは、本人の許可が得られなかったため非公開となった。
北浦和公園で遊んだ後は、浦和駅まで徒歩20分の道のりを歩んだ。昼食の時間だったため浦和駅で休憩することも考えたが、それでは面白くないと思い、ルーレットを回すことに。
浦和の乗り入れ線
このあたりから「ルーレット次第でヤバい土地に行くことになる」という不安が徐々に増してくる。ルーレットの指す方法が偏ると、栃木県まで行きかねない状況だ。ここは一度都心に戻るルートを引いておきたいと願い、ルーレットを回すと…
バカ野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!
栃木行きの可能性が濃厚に。しかも北本ってどこだよ
13:10 北本駅
来た。駅周辺は小綺麗で、のどかな印象がある。聞いたことのない場所ゆえに不安だったが、思いの外好印象でワクワクしてきた。
しかしハラが減ったのでまずは飯。crackerの希望で駅近くのイタリアン「MARSALA」で食事をすることにした。
腹ごしらえを済ませ、散策開始。駅から離れると、すぐに田舎町の風景に。日焼けした看板、閑古鳥が鳴いている酒屋、謎のプログラミング教室に趣を感じた。
非常に静かな街で、なにもないけれど、何故かそれが良い。何もないからこそ、あらゆるものに興味を寄せることができ、好奇心が刺激される。知らない街をただ歩くだけの楽しさが分かった気がした。
あらかた散策出来ただろうと駅に引き返す途中、フルーツ狩り農園に遭遇。見知らぬ土地で突発フルーツ狩りかッ!?とテンションが上がるオタク2人だったが、残念ながら現在は閉園中とのこと。再開したら行ってみたい。
北本駅周辺を堪能したので、次のルーレットを回す。
北本の乗り入れ線
徒歩圏内に他の駅もなかったので、上りか下りかの究極の2択。下りを引いたらマジで栃木行く可能性が見えてくるので、なんとしても避けたいところ。ルーレットが示したのは…
上り!!なんとか栃木を回避。そして行き先は大宮
浦和以上の都会引いちゃった。しかし問題はそこではない。真の問題は、大宮駅が乗り入れ線数が13本と東京駅に次ぐ全国第2位のマンモス駅であるということだ。そして、そんな駅であれば当然"ヤツ"がいる…。
こいつらを引いたら"終わり"だよ
次のルーレットがヤバいという話になったが、ひとまず置いておき大宮へ向かうことに。
15:10 大宮駅
来た。マジでデケぇ。大阪駅レベル。全国2位の乗り入れ線を持つ駅にふさわしい人混みと喧騒。
正直、都会すぎて食指が動かなかったが、何もしない訳にもいかないので、適当に歩き始めた。朝から歩きっぱなし疲れたので、甘い物を求め休憩所を探すことに。
大通りにある古着屋を冷やかしながら甘い物はないかと探していたら、ジェラート屋「Brigela」を発見。女性客が何人かいて雰囲気が良かったので、ここで休憩することにした。
冷たいもので体力を回復させ、大通りを後にする。大宮はとにかく人が多く、散策するにしても都会すぎて面白くないと思ったので、早々と次の地へ向かうことにした。
さて、問題のルーレットである。
大宮の乗り入れ線(JRのみ)
前述したように新幹線に乗る可能性があるため、crackerは「新幹線は(ルーレットから)外さないか?」と弱腰な提案。それに対しkanan5は「引かなければいい!引かなければいいだけだろ!」と固辞。ルールを曲げるのはご法度だ。とは言え、明日仕事なのに帰れないところまで行くのは流石にヤバい。
大宮駅の改札をくぐり、運命のルーレットを回す。この日一番の緊張の中、ルーレットが示したのは…
危機の回避に思わずハイタッチ。これで明日も無事に仕事ができる(よくない)。8駅進むので、目指す先は川口駅となった。
16:30 川口駅
来た。駅周辺は巨大な商業施設が立ち並び、かなり栄えている様子。人出も多い。周囲を見ると巨大なマンションがあちこちに建っているのが見えた。
途中、色々と苦労していそうなウサギと遭遇。どうやら川口のマスコット的な存在らしい。
埼玉にこんな高層マンションが立ち並ぶ街があったのか、と不思議に思い調べたところ、川口は「本当に住みやすい街大賞2021」の1位に選ばれた街だと分かった。確かに道はきれいで整備されており、幅が広く歩きやすい。商業施設や病院もあちこちにあり、生活のしやすさが初来訪であっても伺えた。
ここでは、kanan5の希望で「荒川」方面を散策することに。kanan5が「荒川は川幅の最大値が日本一なんだぜ〜」とオタク雑学を披露しながら30分ほど歩き、荒川の河川敷に降り立つ。草地をかき分けながら周辺を散策開始。
こうして夕暮れの景色と土手の自然を堪能した。埼玉の荒川は初めてだったので楽しかった。ただ、お互い歩き尽くしたのでヘトヘトである。
時計が17:30を示していたので、次が最後だなと荒川を後にする。
最後のルーレット。
川口の乗り入れ線
京浜東北線の下りは大宮に戻るだけなので、ルーレットから除外して3択。ていうか埼玉スタジアム線って初めて聞いたんだけどなんだよコレ
最後のルーレットは…
埼玉スタジアム線の上り。これで終着が都心方面になったので一安心。川口元郷駅から南北線直通埼玉スタジアム線に乗って6駅目の駒込駅へ向かう。
18:10 駒込駅
来た。既に日は落ちて暗い。周辺は飲食店が多く、東京らしい街という印象。ただ暗いのでよく分からなかった。とりあえず晩飯を食べる店を探しつつ、周辺を散策。
散策の結果、「ときわ食堂」という定食屋で夕食を摂ることに。店内は多くの人が溢れかえっており、人気のある食堂のようだった。kanan5は油淋鶏定食、crackerはエビフライ定食を注文した。
定食屋を後にした後、我々は駒込駅で解散した。時刻は19:10。これで今回の旅は終了である。
数値から見る今回の旅は以下の通り。
感想
男子あるあるのバカみたいなノリだが、とても楽しい旅だった。俺は北本駅の何もなさが逆に楽しかった。こんな企画でもなければ一生訪れない土地ばかり行けたので、良い体験だった。これを見た人は、是非とも友達を誘ってやってみてほしい。一人でも意外と楽しいかも。
今回、色々とガバガバな点も多かったので、ルールを明確化して再挑戦してみたい。宿泊付きでやってみるのも面白いと思った。
終わり